京つう

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2006年1月26日木曜日に、奈良は中南和地区にて刊行された面白くてためになる街の情報満載の集合広告 【FOOT STOMP】 それにまつわる種々様々なこぼれ話やエピソードを、余すところ無く詳らかに公開するブログです。

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2007年02月13日

甘樫丘(あまかしのおか)明日香村





 先週土曜、明日香に在る蘇我入鹿の邸宅跡と目される「話題」の甘樫丘に仕事のついでに立ち寄ってみた。
 以前から甘樫丘はひとしきり気になる対象であったのだが、その理由というのが蘇我入鹿がどうの、ムシゴハン(645年)がどうのというような歴史ロマンに魅せられてというような高尚なもんじゃなくて、実はその昔、軽バンに乗って明日香から、高取・吉野にかけて牛乳配達のバイトをしていて、大体午前3時過ぎぐらいに甘樫丘の横にある道を通過するのが当時のパターンだったのだが、(因みによくこの頃、ラジオのダイヤルをMBSに合わせ、ジャンゴ(元ラジャスのG)のあっクン(後藤明博)や、川村龍一さんの音楽番組聴いてひとりROCKIN’してましたねぇ~。その後のたむけんの番組も聴いてたよ…。チャ~。)夏場、此処を通ると何故か深夜にも関わらず、路上には沢山の車が鈴なりとなり停まってて、どうも皆、甘樫丘の木立というか林の中にいるカブトか、クワガタを捕っていたご様子。甲虫好きの私としてはどうにもこうにもおおっとアドレナリンがどぴゅぴゅの興奮状態!何時かきっと獲りに来るぞと密かに心に誓って幾星霜。今だ叶わず、今日に到った訳ですが…。
そんな感じで私はこの地に別の意味で思い入れがあったのであ~る。
マァ何にせよ、自分にとっては甘樫丘は憧れというか、思いを募らせていた場所であるには違いなく、訪れた際にはそれなりに感動がありました。「ここが甘樫かいっ!」てな具合で…。
 翌日が建国記念日、そしてその次の月曜が振替休日ということもあり、見物客で甘樫丘はその日大賑わい!
甘樫の公園内に在る駐車場も車で溢れんばかりの状態で、ほんま駐車ひとつするのも窮屈で大変でした!
 公園内の花壇では、早くも菜の花が綺麗に咲き誇っており、少し風は強かったものの、2月にしては暖かい、季節感の無い私でさえ、春の訪れをそこはかとなく感じる良き日でありんした。

甘樫丘
645年に勃発した古代史最大のクーデターとして、誰もがおなじみの「大化の改新」の際、中大兄皇子(後の天智天皇)等に暗殺された蘇我入鹿の邸宅跡と語られる甘樫丘。
先日、奈良文化財研究所が、その甘樫丘東麓遺跡で7世紀前半の大きな石垣や建物跡が見つかったと大々的に発表。更に歴史的ロマンに彩りと膨らみを齎す事となった。
高さ148mの小高丘。展望台からはのどかな明日香と橿原市が一望。大和三山も確認できてハイキングコースとしてもつとに有名。
うららかな春の一日。是非、皆さんも足を運んでみては?

甘樫丘…
高市郡明日香村豊浦
近鉄南大阪線橿原神宮前駅下車。東出口より東へ徒歩20分。
東口からバスも利用できる。
(車)R164を明日香方面へ約5分  


Posted by footstomp at 23:11Comments(0)