京つう

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2006年1月26日木曜日に、奈良は中南和地区にて刊行された面白くてためになる街の情報満載の集合広告 【FOOT STOMP】 それにまつわる種々様々なこぼれ話やエピソードを、余すところ無く詳らかに公開するブログです。

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2007年01月12日

耳成山(橿原市・木原町)



本日、営業の際、橿原市は木原町に在る大和三山(畝傍山・天香具山)のひとつに数えられる耳成山に立ち寄り、冬らしく寒々しげに晴れ上がった昼下がり、小休止を兼ね山の上に在る「山口神社」まで足を延ばしてみた。
 近くの山之坊町や石原田町の有志の方々が寄贈した「石の燈篭」が規則正しく並ぶも、足元はやたら木の根っこでデコボコになった山道を息を弾ませながら登り、やがてシンと静まりかえった境内に到着。
賽銭箱に小銭を放り込み、柏手打って今年一年の無病息災と、更なる自身の躍進・発展をお願いし、手に持っていたデジカメで記念撮影。
 暫くして今来た道を、ゆっくり下ってゆくと、プラスチックの平べったい容器の上に誰かが用意した餌をムシャムシャ食べていたキジ猫が一匹、私の存在に驚き、傍らの草むらの中に急いで其の身を隠してみせた。
 下山後、耳成山の池の方に在る駐車場に戻る其の途中で、老齢のハイカーのご一行様と遭遇。
 皆さん、これから耳成山制覇の登山にチャレンジするご様子であった。

 又、ご興味ある方は是非。静かでいいところ。ちょっとした息抜き、命の洗濯には最適ではありまするぞよ。ホント、近くに住む人達が羨ましく思えました。

(耳成山) 

大和三山の一。標高139m。
 実は「第3紀」(Tertiary・6.430万~160万年前までの地質時代。)に噴出した火山岩が侵食され其の一部が残ったものが現在の姿。死火山。
 香具山、畝傍山のように尾根が確認出来ない事から耳無と呼ばれたが、耳梨とも書き、又、万葉集では青菅山という表記も。
 八合目には大山祗神(おおやまつみのかみ)高皇産霊神(たかみむすびのかみ)を祀った山口神社(天神社)があり、耳成山南東麓には“桜の馬場”といわれる桜の名所が。シーズンには桜の花が鮮やかに色づき花見客で大いに賑わうそうです。(因みに梔子「くちなし」の花も多く、梔子山といわれる事もあります。)
  


Posted by footstomp at 21:55Comments(0)